文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

抜歯その2

今日は二本目の親知らずを抜歯するため、仕事場をお昼で抜け出して、市民病院へ行った。最後の晩餐のように、お昼ご飯は唐揚げ定食を頂いた。しばらくこういう食事はできないだろう。市民病院の最寄り駅近くには高校が多く、駅近辺は高校生が一杯。なんだか眩しい光景だ。これから抜歯に行く初老とは天と地ほどの差がある。あんまり羨ましくはないんだけどな。

午後3時からの予約だったが45分ほど早く到着。再来機(病院の自動受付機を再来機と呼ぶが、サイライキという音の響きが日本語っぽくない)で受付を済ませて口腔外科の受付に移動。30分ほど待って名前を呼ばれた。すぐさま診察台へ座って麻酔を打たれて抜歯開始。前回よりもチカラが必要なようで、途中は結構痛かった。30分ほどで抜歯完了。結構汗だくになってしまった。汗が目に入って痛い。下着も汗で変な感じだ。

抜いた歯を見せていただいた。前回と異なり割ってない。歯に妙な肉片というか組織が付いていて、それが病変部だったらしい。ヤバス。これを完治するには、親知らずの手前の歯も抜歯!して、その下を治療する必要があるとのこと。この治療は普通の歯医者でできるので、そちらで相談して下さい、とのこと。ただ手前の歯は既に砕けているので、抜歯しても影響はほとんど無いはずだ。むしろさっさと抜いてキレイにして欲しい。と、虚勢を張っておく。

ちょっとフラフラしながら会計を済ませて、近くのドラッグストアで薬を処方して頂いた。前回と同じ薬だ。ただ、前回と違って「下痢しませんでしたか?」「フラフラしませんでしたか?」「眠気が強くありませんか?」とか聞いてきた。ちょっと強力な薬なのかも。そういえば下痢したなあ。

ゆっくり駅まで歩いて移動。途中で女子高生にバンバン抜かれた。楽しそうで良いなあ。笑い声って良いなあ。痛み止めの薬より良いような気がする。