文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

エフェクターボードを作ろう(ハンダ付け)

部品配置が決まったのでハンダ付けを開始。その前に、ブレッドボードでLED配線の確認。5loopでloopごとにLEDの色を変えてみたんだが、輝度が異なるのが店頭してみて分かった。ご愛嬌だな。

全てワイヤー配線は予想以上にシンドイ。欲張って太めのワイヤー(AWG22)で配線したので、曲がらないし、邪魔だしで、良いことなかった。一応音質を気にしてのAWG22だったが、たぶん、関係ないと思う。それ以上にハンダ付けがタコなので。

お見苦しいハンダ付けで大変申し訳無い。20年ぶりのハンダ付けなのでご容赦下さい。1/4 Phone Jackはオープンタイプを使ったが、これが失敗だった。ギチギチの部品配置になっている。これは悪い予感しかない。Switch Craft社製の方が細身で配線しやすいことが、後になって分かった。

ほぼハンダ付けが終わった状態。グチャグチャだな。やはりこのサイズのケースに5loopを押し込むのに無理があった。先人に習って、4loopにしておけば良かったのか。チャレンジしたことだけが価値だな。

ハンダ付けが終わって、テスターで動作確認してから通電してみた。一部にハンダ不良があった。付け直してLEDは設計通りに点灯した。やった!できたぜえ!ケースの保護用ビニールを剥がして、キレイなケースとご対面。これは美しい。。。

と、蓋を閉めて改めて通電すると点灯しない。あれ?蓋を閉めたときにワイヤーが押されて接触不良になったのか?と再度蓋を開けて、テスターで確認するも問題なし。通電しても動作OK。で、蓋を閉めると駄目。これは何故なんだ?蓋を閉めようと、接触しただけで駄目だ。。。これ。。。これは。。。

今回の電源はDC9Vで、BOSSのACアダプタの仕様と同じにしている。エフェクタのデファクト・スタンダードだから。で、このACアダプタの仕様が「センター・マイナス」と呼ばれる、センターがマイナスで、外側がプラスになる仕様。普通はセンターがプラスで外側がマイナス=GNDになる。で、DC Jackの筐体がアルミ製だった。DC Jackは蓋側に付けた。蓋はアルミ製なのでDCJackの筐体と触れて、蓋自体がプラスになっている。で、本体側は1/4 Phone Jackのマイナス=GNDが本体のアルミと接触してマイナスになっている。で、蓋を閉めると、本体のプラスと蓋のマイナスが接触してショートしてしまう。保護用ビニールが付いている時はDC Jack筐体とアルミが接触しないので大丈夫だったんだな。これは気が付かなかった。どうりで、エフェクターのDC Jackが、どれもプラスチック製だった訳だ。

幸いにも、予備用にプラスチック筐体のDC Jackを買ってあったので、それに交換して不具合は解消。

写真のようにLEDが点灯するようになりました。めでたしめでたし。ちょっと30分ほどオーバーしたが年内に完成、ということにしておこう。

明日はloopにエフェクターをつないでloopのチェックだ。

皆様、良いお年を。既に新年になっていますが。気持ちは未だ大晦日

 

追記

回路図を修正したのでupしておく。2loop分のみだが、loopを増やすには、この回路を繰り返す。

Circuit of switching box 3

Switching box 3