文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

ES-335の歪みエフェクターを選ぶ

せっかくES-335を手に入れたので、ES-335用のエフェクターを揃えたい。今あるエフェクターはLes Paulの音に合わせて選んだので、ES-335には合わないのもある。

ALBIT GC-1は押しの強い色が無いので、ES-335でも問題無い。BOSS Digital Delayももちろん問題無い。欲をいえばAnalog Delayが欲しい(Analog Delay mode付いてるけどな)。MXR Analog Chorusも悪くはないが、モジュレーションがキツイかも。もうちょっと甘いのが良いかな。

問題は歪み系でProvidence HEAT BLASTERはどうやっても合わない。Compressionがキツイかも。もうちょっとユルイ感じのOver drive、流行りの言葉で言えばTransparent系と呼べば良いのか、そういうのが良いねえ。ES-335の音色にチョコッと歪が乗るような。

本日新装開店したイケベ楽器渋谷店に行ってみた。元はMUSICLAND KEYが入っていたビルに、周辺に散っていたイケベ系のショップを集めたようだ。その店の一つ、アンプステーションへ。お目当ては前回も試したIbanez NU Tubescreamer。なら前回Irodori買わないでソッチを買っておけば、とも思った。が、どうもIbanez NUと相性が悪いというか、タイミングが合わない、すれ違ってしまうんだよねえ。案の定、今回もすれ違いで展示が無かった。うむむ。早速店員さんを呼んで、ユルイ感じのOver driveでNU Screamerみたな感じで、セミアコ用と伝えて、良さげなエフェクターをチョイスして頂いた。最近のエフェクター事情はサッパリ分からないから、選んでもらったほうが良いのだ。イケベ楽器の店員さんは知識豊富というかオタクっぽい人が多いので、店員さんも少し悩んだ上で慎重に選んでいた。その結果、出てきたエフェクター

Fulltone FULL-DRIVE 1

VEMURAM Jan Ray

GREER AMPS LIGHTSPEED Organic Overdrive

この店の良いところは試奏用にES-335も用意されていることと、防音室で試奏できるところ。素晴らしいねえ。じっくり試奏できる。最初のFULL-DRIVEから勧められた。これはmode切り替えスイッチがあってVintage, FM (flat-mid), CC(Comp-Cut)を変えることが出来る。VintageがIbanez TS-9のコピーらしくOverdriveらしい音がするとのこと。色々とイジってCCが一番良い感じだと伝えると、次にLIGHTSPEEDを勧めてきた。これが一番自分のイメージしたOverdriveの音に近い。生音に歪みが薄くのった感じで、ギターの音を邪魔しない。コレですよ、この音。もう決めた!と思った。。。VEMURAMを弾くまでは。

店員さんイチオシがVEMURAM Jan Ray。とにかく推してくる。正直LIGHTSPEEDに決めようかなと伝えても推す。そんなに推すならイチオシならばとVEMURAM Jan Rayを試奏してみたが、これが予想外の良い音がする。ES-335が良いギターになったような錯覚を受ける。試奏用のES-335が音が硬めだったけど、箱鳴りしているかのように聴こえる。これは何だ?前回のIrodoriを選んだ時のような感じで、これだけ異色だな。確かにOverdriveなんだけどね。中域あたりが上手くboostというか色付けされているんだろうか。これは良い。良いねえ。欲しい。

ただし、FULL-DRIVEが2万円、LIGHTSPEEDが3万円弱、Jan Rayは4万円弱というお値段。ちょっと高いね。でも、それだけの満足感がありそうな気がして、Jan Rayを買うことにした。幸いにも開店スペシャルで通常よりポイント10倍で4千円弱のポイントが付いたので良しとしよう。

帰宅して自分のES-335でJan Rayを試してみたが、確かに深みのある良い音になる。特に単音で弾いた時、ソロフレーズを弾いた時に良い感じだ。Les Paulで試してもも原音残して深みが増したような気がする。ああ、良いねえ、ギターは良い、エレキは良い。と、思えるような音がする。GC-1/Idorodi/Jan Rayと組み合わせて至福のときだわ。