文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

1993年製Gibson Les Paul Standardを買ってしまいました。

 

昨夜Duesenberg Starplayer Specialを試奏したのが良くなかったのでしょう。夜中までDigimart.netでLes Paulを漁っていたためか、今日になって楽器屋に行くことに。楽器屋に行くからには、買ってしまうかもしれない、いや、買う気満々なので、愛車Z4号で出かけようとしたら、娘さんも出かけるというので、一緒に行くことに。

さて、どこの楽器屋にしようかと考えていたら、娘さんは表参道に行くとのことだったので、ならば渋谷の楽器屋に行くことにした。自分の感覚だと御茶ノ水よりも渋谷のほうが良い楽器がおいてあるような気がします。展示もキレイだし。

渋谷区役所地下に愛車Z4号を停めて、娘さんとジンナンカフェで遅いランチを食べる。それから娘さんが109に行くので、途中まで一緒に歩いて、ヤマダ電機の前で別れた。

さて、そこから一番近い楽器屋はクロサワ楽器なので、とりあえずそこを覗く。地下フロアにズラっと並んだLes Paul。素晴らしい。Custom Shopは高すぎるので、10万円台の中古をチョイスして頂いた。その中の1本が1993年製のLes Paul Standard。ヘッドの塗装が割れて、打ち傷スリ傷は年代相応だがトップはキレイ。木目無しのCherry Sunburstで私好み。重量は4.4kgで重め。ネックも最近のと比べると太め。個人的にはもう少し太くても良い。同じ値段で新品のTraditionalもあったが、その中古を音出しさせて頂いた。これが良い!太い!伸びる!響く!それに弾きやすいというか、弾き心地が良い。これはヤバイ。この1本目で決めるのは怖いので、店員さんにお名刺を頂いて退散した。この時点で65%はこれに決めていた。

次は石橋楽器ですが中古が無いのでそうそうに退散。同じくイケベも中古が無かったというか、高い中古しか無かった。中古でないLes Paulの在庫は素晴らしかったけど。

この状態で最初の1本目にするのも怖いので、御茶ノ水にZ4号で移動して、楽器屋を回ることに。クロサワ楽器で10万円台の中古Les Paulを出して頂いたが、あんまり良いのが無い。シモクラセカンドハンズに非常に珍しいLes Paul Less Plusの中古があって、これが非常に弾きやすくて、音が軽くて良かった。すごくアメリカンな感じで、すごく好きな感じ。今欲しいエレキのコンセプトとはちょっと違う、というかLes Paulの音じゃないけど、お値段も安いし、諦めるのは惜しいので日曜日までキープさせて頂いた。

その後、何本か同じような条件の中古Les Paulを音出しさせて頂いた。1998年製のLes Paulはかなり良かったけど、トーンノブがユルユル。別に音には関係無いし、すぐに直せるんだけど、なんとなく印象が悪かった。それ以外はほぼ1本目と同じ条件だった。

時間は既に19:30を回って、御茶ノ水の楽器屋はほとんど閉店時間になった。ちょっと駐車場まで歩きならが考える。やっぱり1本目を買うべきかな?買うべきだな?と。ただ、時間があんまり無い。御茶ノ水から渋谷までZ4号で移動して駐車場に入れてクロサワ楽器に行く間に閉店時間の20:30にギリギリかも。ここで、閉店時間に間に合ったら1本目を買う、という条件を自分に課す。もちろん安全運転が前提条件。カーナビの計算だと移動だけで15分の余裕があるので、ほぼ買うこと決定(笑)。

実際に渋谷までZ4号を走らせてたら本店通りのところで閉店10分前。これは無いかなと思ったらクロサワ楽器前のパーキングスペースが2台分も空いている。これはラッキー!というか1本目を買えと神様が言っていると勝手な預言をでっちあげながら、クロサワ楽器の目の前にZ4号を停めて地下フロアへ直行。先程対応して頂いた店員がちょっと驚いていたが、もう一回音出しさせて頂いて(やっぱり音が良い、重いけど)、買うことに決めた。

店員さんにネックと弦高を調整して頂いて、店員さんにZ4号まで運んで頂いた。ハードケースに入れると更に重いので。

いや、良い買い物をした。久しぶりに気持ちのよい買い物でした。

ただ、Les Paul Less Plusには未練がある。。。