文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

Brussel観光

ブリュッセル市内中心部の名所グラン・プラスは確かに見応えがある。が、何度も見たいか?と問われればそうでもなかったりする。ParisやAmsterdamの町並みの方が良い感じがする。理由を考えてみると、たぶん、足場が悪いからなんでは?と思っている。グラン・プラスに限らないが、Brusselの道や広場はフラットではなくて、傾いていることが多い。加えて石畳が凸凹なので、なんとなく不安定なんだな。たぶんグラン・プラスにあるカフェから眺めるのが一番良い楽しみ方だろう。

移動には地下鉄を使うことが多い。トラムも走っているが、Brussel中央駅の反対側で沢山走っているが、グラン・プラス側では少ない。地下鉄のTicketは駅にある券売機で1Day Ticketというか24h Ticketを買っている。SUICAのようなMOBIBというCardもあるが地下鉄駅の駅員のいる窓口で買うことが出来る。試しに買ってみたが、まあ良い感じ。ちなみに24h Ticketは券売機で買えるが、48hと72hはMOBIBが無いと買えない。MOBIBに仕込むような感じなので。Brusselに滞在するならば早めにMOBIBを入手したほうが良いだろう。バス、地下鉄、トラムで使えるので便利だ。

ちなみにAntwerpenではこの24h TicketもMOBIBも使えない。BrusselとAntwerpenは電車で30分ぐらいしか離れてないのに。日本でいえば東京と横浜でSUICAが異なるようなものだ。理由はBrusselはフランス系の会社が運営していて、Antwerpenはオランダ系の会社が運営しているからだそうだ。というか、Brusselはフランス語だしAntwerpenはオランダ語が中心で、もともと別の文化なんだろう。

Brussel観光で楽しみにしていたのは楽器博物館とマンガ博物館。

楽器博物館は大きな建物ではないし、収蔵されている楽器のジャンルもちょっと偏っているような気もするが、オーディオガイドで楽器の演奏が聞けるのが素晴らしい。博物館のオーディオガイドが初めて役に立ったような気がする。ただし展示の無いフロアも多くてまだまだ発展途上という感じ。ちなみに最上階にレストランがあるが、ここは料理もスタッフも最悪なので行かないほうが良い。金と時間の無駄。ただし眺めだけは良い。

マンガ博物館は古い百貨店を改装して展示されているらしい。BrusselといえばTINTINに代表されるようにマンガ大好きなので、このような博物館ができているのでしょう。結構真面目に展示されている。マンガの歴史(古代エジプトの壁画から)とか、マンガ描画方法のジャンルとか色々。特に絵コンテと完成版原画を対比して展示しているのが良い。収蔵は多いようで、時期によって展示が異なるようだ。日本のマンガも多数収蔵しているようです。日本にもこういう施設があったほうが良いと思うが、日本ではマンガの地位が低いのかな。そろそろ学術的にマンガ文化を取り扱った方が良いだろう。そうでないと失われてしまうような気がする。

Brussel市内に観光スポットは色々とあるらしいけど、あんまり興味を惹かれないなあ。未だに小便小僧も見に行ってないし。マグリット美術館も行ってないなあ。シュール系は嫌いじゃないけど、そんなに心惹かれないんだよね。