文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

Amsterdamに来ています

Thalysでブリュッセルロッテルダムを経由してAmsterdamに到着。駅の表記がオランダ語ばかりで分かりにくい。タクシー乗り場を探していたら駅構内でおっさんに話しかけられた(英語で)。ご親切にタクシー乗り場を教えてくれた。ありがたい。。。。ことは無い。海外で話しかけてくる人は100%詐欺師なので、教えてくれたタクシー乗り場はウソだろう。駅構内のインフォメーションを探して、そこでタクシー乗り場を聞いた。案の定、おっさんは嘘つきだった。

Amsterdamは噂通りの自転車社会で、大量の自転車が走っている。自転車専用レーンもあって環境からして自転車推しなのだ。駅前に大型の自転車置き場もある。4階建てで、日本の自走式立体駐車場と同じぐらいの大きさがある。道端にも大量の自転車が止めてある。自転車乗りには天国のように思えるかもしれないが、実際にはそうでも無さそう。かなり自転車の事故や盗難が多そうだ。せめて自転車ヘルメットをかぶった方が良いと思うが、Amsterdamではバイクもヘルメット不要なので、自己責任というやつなんだろう。

ホテルに着いてタクシーの運転手にチップを渡すとえらく喜んでいた。こちらもちょっと嬉しい。ホテルは古い邸宅を改造したらしいが、かなりキレイで洒落た内装になっている。パリのホテルも同じようなコンセプトだが、こちらの方がモダンで、使い勝手は良い。ホテル従業員にもチップを渡すとえらく喜んでいた。

着いた日の夕食はホテルのレストランで頂いた。クラシック・フレンチだが、味はかなり良い感じ。従業員の対応も丁寧だ。ビストロとは違うので当たり前だが、パリのビストロと比べてしまう。

翌日は予約していたゴッホ美術館へ。移動にはトラムを使っている。チケットはホテルで3日間有効パスを買った。ただの紙製カードのように見えてICチップ入りなので、スイカのようにタッチで乗り降りできる。素晴らしい。ただトラムは渋滞にハマるので、到着時間が読めない。渋滞の原因は、道路を整備しないのと、縦横無尽に走る自転車だろう。

ゴッホ美術館は、当たり前だが、ゴッホの作品が大量にあって圧巻だ。こんなにあるとありがたみが薄れる。その分人気があるので、とても混雑している。

ゴッホ美術館のすぐ近くにある国立美術館も良い感じで、レンブラントのNight Watchが圧巻だ。思っていたよりも大きな絵で驚いた。反対にフェルメールは小さな絵でこれも驚く。

その日の夕食はホテル近くの古典的レストランで頂いた。ガイドブックでも紹介されている店なので観光客は多い。日本語メニューもある。お値段はお手頃で味もそこそこ。ムール貝が鍋一杯に出てくるので食べ応えがある。素朴な雰囲気だが、デザートは気合が入っていて、味も濃いめでボリュームもある。ワイフは気に入っていたが、私には甘すぎて食べられない。ただし、ハードロックカフェの病的な甘さとは違う。味が濃いのだろう。

ホテルまでの帰り道の数分の間にCOFFEE SHOPが数軒あった。噂には聞いていたが本当に存在するのだな。ちなみにドラッグストアではオモチャが堂々と売られていた。欲望に対して色々とオープンな環境なのだろう。方向性は違うが日本も似たようなものだろう。