共有化された情報に基づく消費を前提としていたビジネスの今後

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共有化された情報に基づく消費を前提としていた売り場がいきなり立ち行かなくなっているというのが、現在のアパレル不振の一因ではないでしょうか。

アパレルだけではなく、多くの小売業が同様の前提に基づいてビジネスしているような気がします。

(売上の)「前年対比増」という考え方は消費者の心を考えていない。株式上場していると、どうしても昨年より伸びていると仮想でも数字を作らないといけないのは理解できます。でも、その営業努力は消費者というより、社内や業界に向けての努力に終わっているように見えます。

企業は株主のものであって、その株主が売上増でしか企業価値を測れないので、こうなるのは仕方ない。つまり、株主の方を向いてビジネスしているわけです。

不振の起点となる瞬間を見えなかったし、気付いた時には体質として小ロット高品質に急展開はできませんでした。同情もしますが、業績不振と言われるアパレル会社は消費者を置いてきぼりにしていたのではないでしょうか。上司を見て服を作っている感じですね。それは服ではありません。

上司は経営者を見て、経営者は株主を見る。アパレルだけではなく、多くの製造業が陥っていると思います。

 

自分はアパレル業界の人間ではありません。洋服、ファッションが好きな一般人です。服はソコソコ買っています。一時期よりも買う量は減りました。理由は吊るしの服を買わなくなったから。最近買っている服はほとんどがオーダー。それも高価なフルオーダーではなく安いパターンオーダーの服。シャツ、ジャケット、パンツを年に数着ずつ買っています。値段は普通の吊るしのソコソコ良い品物程度。年をとって体格が吊るしの服に合わなくなったのがオーダーしている理由ですが、それ以上にオーダーは着心地が良い。一度着てしまうと吊るしの服は着心地悪いので出番が減ります。年を取ったのでチャラい服が似合わなくなったというのも理由の一つ。後は自分で作った服を着るぐらいかな。

アパレル業界にお願いしたいのは、これからの時代のライフスタイルの提案かな。ユニクロは今の時代のライフスタイルを提案してくれたと思っています。良し悪しや好き嫌は別にして。

自分はオーダーもしくは自作がもっと手軽に出来るようなライフスタイルを望んでいます。今はまだハードルが高いです。