ユーザーが起こした意味のイノベーションとしての「写ルンです」

diamond.jp

そんなスマホやデジカメに比べれば格段に低機能で、不便きわまりない「写ルンです」が、2年ほど前から10代後半~20代の女性たちの間で再び流行り始めたのだそうだ。フィルム独特の味わいある写真が新鮮に感じられたり、現像しないとどんな写真かわからないワクワク感がウケているとのことだ。

記事は「写ルンです」に仕様やパッケージを変えずに起こさせる「意味のイノベーション」があったと書いている。そのイノベーションは提供側が起こしたのではなく、ユーザー側が起こしたのだと思う。提供側の富士フイルムが意味のイノベーションをプロモートした形跡は無い。もし、プロモートしたのならば富士フイルムは素晴らしい。

「意味のイノベーション」とは、極端に言えば、製品の仕様やパッケージをまったく変えることなく、「新たな意味」を付与することで生じるイノベーションである。

この新たな意味が、そのもの(写ルンです)がユーザーに提供する価値に近いのだと、イノベーションになるのかもしれない。この記事の後ろにあるワインオープナーの例が近いだろう。

これで調子に乗ってカセットテープなど復活させたりするんだろうか。カセットはやめたほうがいい。あれは不要だ。