文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

遅くなったけど花見に

天気が良かったので、大岡川に花見に。今年の花見はタイミングを逸して、今日は既に葉桜ばかりだったが、その分、人も少なくてのんびりと散歩することが出来た。途中でお腹が減ったので日の出町駅前でカレータンタン麺なるラーメンを食べた。タンタン麺というよりは美味しいカレーラーメンだった。スープが絶妙に美味しかったので、下品だけど半ライスをスープに入れて完食。これは癖になりそう。

食後は有隣堂本店で紙の本を物色。こうしてアナログな情報に囲まれていると、なんとも勿体無い気分になる。手に取った本に書かれている情報は、少なくとも少数の人間しか目にしてないという希少価値も感じてしまう。ネットの外側にある情報の方が多い。ネットばかり使っていると、当たり前のことを忘れてしまう。アムステルダムの旅行ガイド本を1冊買った。たぶん、ネットにも同じ情報があるのだけど、誰かがある意図を持って編纂した情報には、その編纂に価値があると思っている。紙という媒体には価値を感じないけど。

ちょっと疲れたので馬車道あたりでお茶することに。スタバやタリーズじゃないお茶屋を探していると「ソファーでコーヒーが飲めます」という立て看板が目に入った。ソファーは良いかなと思って店に入ると、ピアノバーだった。夜はバーだけど昼間はコーヒーを出すらしい。ちょっとバタ臭いスカした感じがする背の高い老人と妙齢の女性が経営しているらしくて、夜は老人がピアノ、女性が歌うとか。コーヒーはまあまあだけど、ソファーの座り心地は良い。土曜日の午後三時だけど他に客も居なかったので、すこし長居した。自分がちょいと派手なシャツを着ていたので「お仕事は何を?」と尋ねられた。私は堅気ですよ。

横浜駅に戻って楽器屋とヨドバシを回って帰宅。新しいチロリアンシューズを履いていたので、少し足が痛くなった。新しい靴を慣らすには時間がかかるけど、安藤製靴の靴はそれほど長くはかからない。