文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

愛車Z4号、伊豆を行く

朝早く目が覚めたので、愛車Z4号でドライブに行くことにした。愛車ど・ラスタ号がご健在の頃は時々早朝ツーリングに行っていた。Z4号に代わってからは、初めてではないだろうか。

朝ごはんも食べずに6時過ぎに出発。近所のGSでガソリン満タンにして、空気圧をチェックしてスタート。西湘バイパスを西に進み、途中のPAで朝食代わりのかけ蕎麦を一杯食べて、再び走る。日も昇ったので、オープンにして走る。

バイクで走り慣れた伊豆半島の海岸線を南下していく。冬休みの土曜日なので、クルマはソコソコ走っている。熱海~伊東ぐらいまでは台数も多い。それに、なんだか運転に慣れてない人が多いようで、挙動不審のクルマが多かった。伊東を過ぎてからは台数もグッと減って走りやすくなった。下田手前の白浜海岸で小休止。オヤツをチョイと食べてお茶をする。白浜海岸は何度来ても良い。特に冬は良い。白い砂浜に青い海。そして誰もいない。素晴らしいねえ。

再び走り、下田市街地を抜けて石廊崎方面へ。この辺に来ると廃墟となったホテルやGS、コンビニ等が点在していて、ちょっと廃墟マニアには良い感じ。特に、石廊崎に近いジャングルパーク跡地が最高。もちろん、立ち入り禁止だが、入り口から眺めるだけでも素晴らしい廃墟感が味わえる。ジャングルパークというだけあって、熱帯系の植物が多く残っていて、遠くに錆びた建物や、ヒビ割れたアスファルトなども見える。良いねえ、良い感じです。

石廊崎下の漁港から石廊崎灯台まで徒歩で行けるが、延々の上り坂を上がる。昔はこのジャングルパークから石廊崎灯台まで、ほぼフラットな道で行かれたもんだ。

ジャングルパーク周辺だとほとんどクルマが走ってないので、非常に快適なドライブとなる。石廊崎から松崎に回って、そこから下田街道に戻る山道を走る。県道なんだけど、千葉の舗装林道みたいな雰囲気でほぼクルマ1台分しか道幅が無い。アップダウンにワインディングとキビシイ道だが、愛車Z4号は有り余るパワーでグイグイと走る。ちょっと楽しいわ。モード設定をスポーツモードに変更すると、スピードが出すぎるぐらいだ。

下田街道から天城へ抜けて、浄蓮の滝で一休み。ワイフにお土産を買ってから、自宅に向けてスタート。再び林道のような道を抜けて、伊豆スカイラインに入る。クルマが多いのかと思ったら、全く走ってないに近い状態。これは素晴らしいドライブだわね。やっぱりオープンカーは真冬に限る。ウィンドを上げておけば、風の巻き込みもほとんど無いので、エアコン+シートヒーターがあれば非常に快適だ。襟元は寒いので、マフラーは必要だけど。伊豆スカイラインのアップダウンもワインディングもZ4号のパワーでグイグイと走る。これはやみつきになりそうだな。楽しすぎる。回転数が上がると、エキゾーストノートが良い感じ控え目にに響く。ハンドリングも軽やかだし、ブレーキの効きもイイ。走りもフラットで安定感がある。運転が上手くなったと錯覚しそうだ。

熱海峠から箱根に抜けて、箱根新道を下り西湘BPを走って帰宅。これはイイね。冬の間にもっと走りこみたい。