文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

Paris Passはやめた方がいい

今回のパリ滞在は両親同行というか両親のツアコン状態だったので、予めチケットを入手しておこうと考えた。有名なMuseum Passや、地下鉄のParis Visitなどは前回のパリ滞在時も使ったが、今回はParis Passという、Museum Passと地下鉄バス乗り放題、セーヌ川観光、2階建て観光バス等などが全てパックになったフリーパスを買ってみたのだ。

これが大失敗だった。

このParis Passはネットで申し込んで郵送してもらうのだが、配送先をパリのホテルにしておいた。その方が送料も安いし確実かなと考えたのだ。

しかし、パリのホテルにParis Passは届かなかった。。。パリについた次の日から3日間有効に設定してあったので、ついた日に入手出来なければ意味が無い。

ホテルのフロントの方にParis Passのオフィスに電話してもらったが電話が繋がらない。どうやらオフィスはロンドンにあるらしい。パリ市内も出張オフィスがあるのだが、そこには電話番号が記載されてない(電話はあるんだろうけど)。メアドはあったのでメールで問い合わせたら翌日に返信があった。そのパリの出張オフィスにまで来れば、Paris Passの申込内容を修正するとのこと。しかし、よくよく、そのメールを読むと、返金には応じないらしい。その理由は、申込時に返金可能オプションを設定していなかったからだと。

そのWebからの申込で返金オプションがあるのは変だな、とは思ったのだが、このオプションをつけると料金がかかるので、当然オプションを外していた。この手のオプションはホテルや航空券の予約時にキャンセル不可にして料金を下げるオプション(よくある)と似ているのだろう。通常は申込側の都合でのキャンセル等に対応するものだと思うのだが、まさか、配送されなくて、入手できないリクスまでは考えていなかった。

そのパリの出張オフィスまで行って交渉しようかと思ったのだが、パリ滞在時間も5日間と限られているし、両親も同行しているので、パリ観光を優先して、オフィスには行かなかった。当然、メールでは、配達記録の確認と、キャンセルに応じるようにメールを複数回送ったが、案の定、返信は無い。まあ、騙された状態に近い。

 

ネットで申込できるサービスや商品が増えており、当たり前の購買手段として考えていたが、やはり、信頼と実績の無いところとネットで取引するのは危険だということを痛感した。今後は気をつけます。高い授業料だったな。

 

このParis Passの損害額はかなりの金額だったので、ちょっと凹んでいたんだけど、帰りの飛行機がビジネスクラスにアップグレードしてくれた!ので、比べ物にならないぐらい補填されてしまった。両親をビジネスクラスに乗せてあげることができて、すごく喜んでいたしね。