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prepaidzeroの実力

今回の海外旅行ではprepaidzeroのSIMを利用した。prepaidzeroという名称とはちょっと違って、実際にはprepaid SIMなんだけどね。今までは旅行先でSIMを調達していたが、前回の旅行で、携帯屋がバカンスシーズンで軒並みお休みで、SIM調達に時間がかかったので、今回は日本で予めSIMを調達した。色々なプロバイダがあったけど、色々と比較してprepaidzero.comを利用してみた。

利用したSIMは、実は3種類ある。

自分とワイフのスマホにはEuro圏で設定変更なしで使えるEurope SIMを。iPad AirにはFranceとItalyのSIMを使った。

 

通話と電話番号

基本的にエストニア(+372)の電話番号が割り振られる。なので、イタリアやフランスからprepaidzeroのSIMを入れたスマホに電話する場合には国際電話となる。電話をかけるときはcallback方式で、電話すると一旦切れて、電話がかかってくるので、受話すると呼び出し音が鳴っている状態になる。ちょっと面倒だ。また、電話をかける先の電話番号は基本的に国番号から入れないと通話出来ない。例えば、パリ市内のレストランに予約の電話をする際も、国際番号の+33をつけないとだめ。ちなみに"+"はゼロの長押しで入力出来る。

 

データ通信

電話番号がエストニアなのもあってか、スマホiPad側で国際ローミングをONにしないと通信できない。ローミング先はイタリア国内だとThree、パリ市内だとBouygues Telecom。通信状態は良好だが、時々接続できないこともあった。パリの地下鉄内では接続出来ない(電波が来ない)ので、電車にのってからGoogle Mapで経路検索出来ない。

 

プランの選択

Europe Prepaid SIMはデータ通信量が少ないので、Goolge MapやSNSをバリバリ使うにはちょっと足りない。ただ、欧州を周遊するなら、国ごとに設定を変更しないで良いので、Europe SIMを使うのは良いだろう。通話無しなら、国ごとのPrepaidzero SIMを予め買っておくのがベターかと思います。国ごとのPrepaidzeroは現地の電話会社でSIMを買うのと大差ないコストです。バカンスシーズンに携帯屋を探すコストを考えると、Prepaidzeroで予め買っておくのが正解かと思います。

 

今回は、スマホは通話メイン、iPadGoogle MapとSNS、と役割分担を明確にしたので良い感じでした。ただ、その分、コストはかかるけど。また、iPad用のSIMは利用開始日を連絡しておくと、その日に合わせて予めActivateしておいてくれるので、SIM入れてAPN設定さえすればスグに利用できる。更にPrepaidzeroは旅行出発日に納品が間に合わないと、その旨を連絡してくれて、追加料金はかかるけど、宿泊先のホテルに発送しておいてくれた。そのtracking情報付きでね。これは、かなり助かった。

 

異国の地でGoogleが自由に使えるのは心強い。というか、Google無しだとかなり辛く、Googleさえあれば、どこへでも行ける。これを実現する手段として、Prepaidzeroはかなり良いんじゃないでしょうか。次回も是非利用したい。