文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

カバン第六号

2014-06-02 09.17.45

今年のカバン第六号はとりあえず完成。あんまり考えずに作り始めたので、途中で色々と妄想をふくらませながら、作り続けた。思ったよりも手間暇がかかってしまった。サイドの割縫いの部分にクロスでステッチを入れることは決めていたが、その他の縁の部分にもクロスでステッチを入れることにした。ステッチはハンズラミーのロウつけ麻ひもをダブルにして、ちょっとラフな雰囲気にしてみた。裏側の見えない部分は麻ひもの端の処理がちょっと雑になったけどキニシナイことにした。ステッチを少し引き攣れ気味にしてあるので、革の良い表情が出ていると思う。

本体とハンドル部分の接合は、色々と考えた末に、ちょっとゴツくなってしまった。もう少し軽い感じでもよかったかも。ハンドル部分は低反発クッションを3重にしてみた。作り終わってから、ハンドルの裏側を鹿革みたいな滑らない革にすれば良かったと反省。なで肩なので、滑り止めは必須なのだ。思ったほど落ちてこないけど。

そして、思いの外、使いやすい。メンズのワンショルダーは種類が少ないが、こういうバッグがあっても良いと思う。ハンドルに手をかけて、ヒジがカバンに引っかかること無く、そのまま肩に掛けられる。定期券も社員証も、それぞれ専用ファスナポケットを用意したが、これも良い感じ。旅行用のパスポート等を入れる大型ポケットもあるしね。

2014-06-01 14.57.28

本体の留め金は未だつけていない。これもアイデアがまとまらないのだ。マグネットは時計やクレジットカードに悪影響があるのでイヤだし、木製の大きなボタンを付けるのもイマイチ。金属製の留め金もゴツいしね。結局このままでも不自由無いのでいいのかも。ただ、海外旅行に持っていくならば、留め金は必須だな。

内袋はユザワヤで買った家具用ファブリック。丈夫なコットン100%。ポケットは少し増やしてみたが、あんまり良くないかも。

これでローレルオイルはほぼ使い切った。次なる革は鹿革を1枚かってあるので、その辺か、銀スリしてあるヌメ革もある。何をつくろうかね。