文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

2014年の第二号

2014年の第二号カバンが完成。型紙は第一号と同じだが、本体革にも裏地にも接着芯を使わず、ソフトに仕上げている。革もフジトウのローレルオイル仕上げで同じだが、色が違う。このワインレッドは良い感じの発色で、ヌメ革とは思えない。第一号はハリのある仕上がりになったけど、全体的に固くて使いにくい。カメラバッグには良いけどな。

ベルトは、第一号よりもゴツめに仕上げている。革鞄作りを始めた頃にナガブチで買った黒オイルヌメの厚革を使っている。最初はゴツすぎるかと思ったが、革紐での縁カガリ仕上げとバランスがとれて良い感じ。

内張りは黒の11号帆布を使っている。真ん中のファスナも少しゴツイ感じのにしている。本当はYKKのクラシックファスナが良いのだが、ユザワヤには扱いが無い。手にとってみないと雰囲気が分からないので、布とかパーツは通販では買いたくないのだ。わかっている部材なら良いんだけど。

最近はカバン作り熱が上がり気味で、既に第三号に向けてアイデア整理を始めている。ちょっと厚目のクロムなめしの黒を使って、頭陀袋の発展形を作ってみようかと思っている。ベルトは、以前に作ったバイク用ポーチのごっついベルトを流用するつもり。