文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

Roma 7th day

今日はローマの最終日でもあるし、この旅行の最終日でもある。少しだけ早起きしてホテルのレストランで朝食を頂く。たぶん高級食材なんだろうけど、その価値がよく分からん。珍しく日本人の宿泊客と会う。3世代家族のようだ。そのお爺さんの顔が会社の社長の顔に見えてきて、ちょっとだけビビる。う〜ん、日本に帰りたくないなあ。というか、会社に行くのが億劫だなあ。


食事を終えて、荷造りを始める。いつもと違うのは、お土産の殆どをスーツケースに詰めることだ。今まではなんとなくお土産を手荷物扱いしてきたが、お土産も相当増えたので、そろそろスーツケースに詰め込んだほうが楽になりそう。


日本を出る時には、自分のスーツケースの半分は空のダンボール箱を詰めてきた。行く先々でお土産が増えて、ダンボール箱が少しずつ減り、今回でようやく全てのダンボール箱を捨てることになった。でも、お土産を全部詰めたら、かなり隙間が空いてしまったので、ワイフの2つあるカバンの一つをスーツケースに入れてしまうことにした。たぶん、空港でお菓子とか買ってしまうだろうから、その分の手荷物を減らしておかないといけない。


なんとなスーツケースに詰め込んで身支度完了したら、ちょうとお昼前でチェックアウトの時間。空港まではタクシーではなく、プライベートカーを事前に予約しておいた。ローマのタクシーは事前予約が出来ないらしい。タクシー余っているけどな。


無事にチェックアウトを終えて、空港へ移動する。ちょっと時間に余裕があるので、いつものレストランで昼食を食べても良かった。それが心残りでもある。でも、なんとなく空港に行きたい気持ちもあって、空港に行くことにした。


空港まではほぼ高速道路を使うので、渋滞がなければ30分強で着いてしまう。アッサリと空港に到着してスーツケースをカートに乗せる。航空会社カウンターで聞いたら飛行機のチェックイン時間まで余裕がある。それと今回はルフトハンザでミュンヘンに移動して、そこからANAで成田に飛ぶことになる。なので、EU圏を出るのはドイツということに。買い物の免税手続きをミュンヘンでするのか確認すると、どうやらそうらしい。passport control(出国手続き)もミュンヘンなので、その後で免税手続きしてくれとのこと。乗り換え時間は余裕があるらしいので安心する。


情報は集まったので、昼食を頂くことにする。インフォメーションでレストランの場所を聞いて荷物を持って移動する。ビュッフェ形式だが、イタリア語でしか書かれてないので料理の内容が分からない。とりあえずショーウィンドーを見て、味の想像がつきそうなものを注文する。それが予想外に美味しかった。


チェックイン時間になったのでカウンターに行くと、中国人団体観光客がわんさと押しかけて行列になっている。ただ、ビジネスクラスなのでアッサリとチェックイン完了。fast pass(手荷物検査が別枠になる)も頂いたので、アッサリとゲートに移動。さらにビジネスクラス用ラウンジのチケットも頂いたので、早速利用する。相変わらず場違いな雰囲気だが、食べ放題飲み放題とのことで、お茶の時間にはちょうどイイ。


一休みしたところで、お土産用のお菓子を買い込む。主に実母が近所と親戚に配る分だ。自分は不要だと考えるが、実母の世代は違うらしい。そういうものは必要なんだとか。なので、大量のお菓子が必要で、なおかつ見栄えがするものを選ぶ。ちょうどゴディバのチョコが安くなっていたので、そちらにする。ゴディバはベルギーのはずだが、何故かローマ観光地のパッケージになっている。色々な意味で丁度いい。これを8箱も買うのだ。日本まで運ぶのが大変だ。


夕方のルフトハンザでミュンヘンに移動。ビジネスクラスといいながら、シートはエコノミーと一緒。ただ一人で1.5席使えるのが嬉しい。軽食も出るし。1時間半ほどでローマからミュンヘンに到着する。到着ゲートにANAの日本人職員が待っている。手には自分がのる便名が書かれたパネルを持ってる。何かトラブルで予定便が飛ばなくなったのか?と思いきや、乗り換えの案内を丁寧に教えてくれた。ついでに免税手続きも丁寧に説明してくれた。流石は日本のサービスだ。今までにそんあこと無かったぞ。


Passport Controlを通過して免税手続きを終えたら、なんと現金で返金してくれた。しかもユーロ!日本で使ええないじゃん。ということで、空港内で消費してしまうことに。しかし、さきほどお菓子は買ってしまったし、といってまとまった金額でも無いので、使い道に困ったが、MONTBLANCの免税店があったので万年筆のケースを買うことにした。1本差しの一番安いのが買えた。


手持ちのユーロをコインまで使いきろうと土産物屋をウロウロしているうちにフライト時間となる。大量のお土産を抱えてゲートに移動。機内に乗り込むと、ビジネス席のシートは今までの中では一番シンプルな感じだが、フルフラットに近い状態にはなるようだ。しかも、フラットにしても窓側から通路へなんとか移動できるレベル。これは嬉しい。9時過ぎのフライトだがすぐに夕食が出た。ANAなのでもちろん和食を選択。やっぱりご飯は美味しいねえ。漬物のキャラブキも美味しい。味噌汁も美味しいです。機内TVで日本語吹き替え版の映画を2本見て、4時間眠って、もう1本映画を見ているうちに成田に到着。日本語のアナウンスが懐かしい感じ。


無事にスーツケースをピックアップして、NEXで帰路に着く。周囲で話す言葉が理解出来るのは安心するが、ワイフとの話が全て周囲に理解されてしまうことに気を使う。日本語が分からないだろうと思って、海外では言いたい放題行っていたから。少し気をつけないといけない。NEXの中でSIMをb-mobileに入れ替える。実母に帰宅のメールを入れる。夜の7時には帰るので、晩ご飯は納豆と赤いきつねをお願いした。やっぱり、食べたいんだよねえ。娘の忠告にしたがって、スーツケースの空きスペースには赤いきつねを入れておくべきだったな。


自宅最寄り駅からタクシーの乗ろうとしたら、スーツケースが2つ入らない。何台かタクシーを見送ったら、プリウスのタクシーが来てくれた。これならスーツケースが2つ入る。駅から自宅まではすぐに到着。自宅のドアにはカギがかかってなくて、娘がリビングで勉強中だった。邪魔して悪いけど、お土産を色々と取り出す。皆で夕食を食べながら、旅行のお土産を色々と取り出して、両親と娘に渡した。娘へのお土産は、Tシャツが10枚ぐらい、魔法の杖、iPhone5(SIM Free)、スマイソンの宝石箱、ジブリのDVD2枚(フランス語版とイタリア語版)、色々な国で買った文房具、微妙な日本語が書かれたグッズ、各国のディズニーストアのグッズ、その他色々。。。もう何だか自分でも良くわからないものばかりだった。沢山ありすぎて、大きな紙袋2つ分もあった。喜んでくれたかどうかは分からないけど。夜の1時過ぎまで話が続いた。続きは写真を整理してからだ。