文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

Paris 8th day

パリ観光は今日が最後。明日は午前中に荷造りして、午後には空港に移動する。


いつものようにホテルのレストランで朝食。この時点ですでに暖かい。パリも暑いのか。朝食を食べながら本日の予定を相談。とりあえずマルシェ(市場)を見学してみることにする。先日一人でいったマルシェは8月中はまともに開催していないようなので、別のマルシェに行くことに。屋外と屋内に市場があり、新鮮な野菜や果物が並んでいる。地元っぽい人が買い物に来ており、観光客は少なめ。


果物はとても美味しそうだが、買ってしまうと後が困るので、何も買わずに二回りほどして移動することに。行きそびれていたモンマルトルの丘に地下鉄で移動。google先生が妙なルートを示しているので、駅のポスタを調べると、モンマルトル最寄り駅への乗り換えが工事中とのこと。仕方ないので10分ほど歩く。丘というだけあって、ずっと登り坂なのがきつい。坂の途中は生地屋が多い。ユザワヤっぽくてちょっと懐かしい。


丘の中腹から短いケーブルカーが出ている。地下鉄乗り放題切符で乗れるらしい。その前に、手前のカフェで一服する。これが観光地価格でえらいボッタクリ。まあ仕方ないんだけど。ケーブルカーで登るとパリ市内を一望出来る。これは素晴らしい眺め。サン・クレール寺院に入るのには炎天下で行列に並ぶらしいので、これはパスして丘を下る。とにかく暑い。せっかく涼しさに慣れてきたのに、この暑さは辛すぎる。


そろそろ昼時なので、Trip Advisorでレストランを探すもバカンスでお休み。かなり裏の裏通りの方にインド料理屋があったのでそこにする。フランス語でインド料理を説明してあって、メニューは理解不能。店員に英語で質問して、スパイシーなチキンカレーとマイルドなマトンカレーを注文。パンとライスを1つずつ追加した。出てきたカレーはスパイシーとは程遠いマイルドさ。フランスではこれがスパイシーなのか。ちょっとやる気を感じられない。店員から珍しそうに色々と質問されたが、日本人客は珍しいのかもしれないな。


ここからオルセー美術館にでも行ってルノアールでも鑑賞しようと思ったが、ちょっと暑さにやられてしまったので、ホテルに戻ることに。ホテル近くの有隣堂のような本、文具、DVDを扱う店をチラリと見てからホテルに戻り昼寝&読書。


最終日のディナーもホテルのレストランを予約。予約時間を少しオーバーして電話連絡があった。大人気レストランなので仕方ない。今回は今まで食べた料理で一番美味しかったものを注文。フォラグラ乗せサラダと、子豚肉のレンティルチャウダーだ。子豚料理が出てくるのに時間がかかったので、デザートのアイスとりんご・梨・セロリのゼリーは無料になってしまった。心苦しい。隣のテーブルに台北からの家族連れが来ていた。台北に旅行した話などしたり、自分が日本語訳したメニューなど見せながら話が弾む。最後に震災のお礼を行って、ワイフとタクシーに乗りエッフェル塔の夜景を見に行く。やはり素晴らし眺めだ。東京タワーやスカイツリーもキレイだが、周囲に何もないのがエッフェル塔の良いところかもしれない。再びタクシーでホテルに戻る。


明日は荷造りして、パリを離れ、ローマに移動する。