文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

Paris 2nd day

8時頃に目が覚める。身支度してホテルのレストランで朝食を頂く。ビュッフェ形式かと思ったが、全て運んでくれた。クロワッサンとカフェオレ、ハムとチーズ、桃のように見えるが、実はルバーブのコンフィ、オレンジジュース等など。加えて半熟にゆでたタマゴ。エッグスタンドに立てて、スプーンで上部のカラを切れに開けて、スプーンで食べる。



部屋に戻り、11時前までのんびりとする。先日お願いしていたレストランのメニューのコピーを頂いたので、google翻訳を使って日本語になおしてみた。これなら注文するときに困らない。ただ、単語単位で翻訳しているので、意味はよくわからない料理も多いけど。



ワイフと地下鉄で凱旋門に行ってみる。思っていたよりも大きく迫力がある。内部に入れるようになっているので、チケットを買う列にならぶ。この時間がかなりもったいないので、Museum Passを買うことにした。美術館に入り放題になるらしい。ただし6日間限定。



パスを買った後で、シャンゼリゼ通りでランチを頂く。なぜかイタリア料理店に入り、サラダとピザを一品ずつ。これでちょうどいい。となりのテーブルでは中国人の若者が、スープ、サラダ、ピザ、ハンバーガーと豪華なランチを食べている。どう考えても多すぎるよね。



ランチのあとで、凱旋門の内部へ。凱旋門内部は螺旋階段になっていて、凱旋門の屋上に上がることが出来る。延々と階段を登り、屋上に出ると素晴らしい開放感。凱旋門から放射状に伸びる通りが全て見える。エッフェル塔もモンマルトルの丘も。ただ、延々と階段を登り降りすると息が切れる。凱旋門を出て、再びシャンゼリゼ通りのカフェでミネラルウォーターとノンアルコール・カクテルを頂いた。



その後、地下鉄でエッフェル塔へ。駅では日本語でスリに注意するようにアナウンスが流れている。それほど危険なのか。確かにアヤシイ人間が居るみたい。署名を求める人とか、妙なお土産を売っている人とか。エッフェル塔はすごい迫力。ただ、チケットを買うのが大変。1時間は並ぶ雰囲気。事前予約もあるが、予約もいっぱいみたいだ。エッフェル塔は遠くから眺めるに限るかもしれない。ちなみにMuseum Passはエッフェル塔では使えません。



エッフェル塔前の公園で一休みして記念撮影などする。東京タワーと違って、周囲の環境含めてデザインしているのがわかる。このへんの余裕は見習いたい。



地下鉄でホテルに戻る。ちなにみ、地下鉄への道順、地下鉄の路線案内、全てgoogle mapsに頼っている。これが無いとたぶん、死ぬだろう。



ホテルに戻り一休みしながら、メニューの翻訳の続きにとりかかる。19:30に予約を入れてあるはずが電話で連絡がないので、フロンに降りていくと、なんと予約が入ってない。しばらくのあいだフロント脇のロビーで一休み。飲み物も出してくれた。ほどなくして席の準備が出来たので、ワイフとレストランへ。するとシャンパンとフォアグラが出てきた。どうやらお詫びの印らしい。久々に飲むシャンパンはすごく美味しい。でも3口ほど飲んだところで、ワイフと私は真っ赤っ赤になってしまった。相変わらずアルコールを受け付けない。



日本語訳したメニューを見ながら注文。これは安心感があるね。ちょっと変わった料理も注文出来るのが嬉しい。このレストランは非常に人気がある。それは料理が丁寧だし、すごく凝っている。その割にリーズナブル。今日はタコサラダと子羊肉の焼肉をドライフルーツと穀物と一緒に煮込んだものを頂く。非常に美味しい。食後少し物足りなかったので、りんごと梨とセロリのゼリーを頂いた。これまた美味しい。隣のテーブルの女性も「これは美味しいのよ」と言っている。



食後の会計はレシートに金額が書かれている。アメリカだとTIPの欄が空欄で、最後にチップ含めたトータル金額の欄も空欄になっている。そしてサインするのが普通。フランスだとレシートにTIP抜きの合計金額が書かれているのみ。クレジットカードで決済する場合には、TIPを現金でテーブルに置くか、レシートの金額とボールペン等で修正する。だが、そのボールペンは自前で用意しないとダメなのだ。


ということが昨夜わかったので、昼のうちにCartier本店でボールペンを1本買った。一番安くて細身のを購入。高いやつはカッコイイけど太くて重たいので、実際には使いにくい。メインのペンは相変わらずモンブランの万年筆だしね。