文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

New York 3day

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早くに目が覚める。体調は少し回復。原因は気温と湿度の低さ。部屋のエアコンととりあえずOFFにして、室温を上げ目にする。でもワイフはエアコン大好きな人なので、多少の交渉の末、自分が厚着することに。

とにかく外は寒いので(8月の文書とは思えない)、早朝散歩はお休みにする。ベッドの中でウダウダしながら、Kindleで持ってきた「病院坂の首縊りの家」を読む。やっぱりこの作品は良いねえ。悲しみにと憎しみ、そして強欲に溢れている。人間、こうなっちゃオシマイよ。


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ワイフが目覚めたので、もう少しウダウダしてから、ホテルで軽い朝食をとる。食べながら今日の大雑把な予定で考える。色々と候補はあるが、明日の天気予報が悪そうなので、今日のうちに自由の女神を見ておくことに。ベダ観光だけどね、ワイフは見たこと無いので。


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地下鉄を乗り継いて、フェリー乗り場へ。ここで昨日購入したNY City Passが活躍。チケット買う列に並ばないのは楽ちんだ。それでも、フェリーボートに乗る前にセキュリティチェックがある。このへんが911の余波なんだろう。フェリーの屋上席から離れ行くマンハッタンを眺め、近づく自由の女神を堪能する。20数年前に見た時よりも、大きく見える。こんなに大きかったっけね。中に入るには事前に登録が必要みたいで、手続きが面倒だったので、そうそうに切り上げる。再びフェリーでマンハッタンへ。


そろそろお腹が減ってきたので、チャイナタウンで中華料理を食べることに。実はチャイナタウンは初めて。どうも横浜の中華街の印象が強いのだが、行ってみると意外と飲食店が少ない。中国系の人々が暮らし働く街という感じだ。Zagatで評判の良さそうな店に入り、海鮮チャーハンとワンタンメン、春巻を注文。まあ、中華料理だし全く考えていなかったが、米国版中華料理は量が多い。チャーハンは明らかに二人前。ちょいと食べきれない。でも非常に美味しい。これだけパラパラのチャーハンはそうそうお目にかかれない。味も悪くない。油っぽくもない。海鮮の材料はいまいちだけど。味に負けて結局完食。やばそうなので胃腸薬を飲んだ。


再び地下鉄でSOHOに移動。良さそうな服を探して散歩する。BloomingDale'sというセレクトショップで良さそうなブラウスやら何やら見つけると、これがなんと、JUNYA WATANABEだったりする。これならHINOYAにあるじゃない。じゃあ、こっちの良さげなシャツはと手に取ると、これがEngineered Garments。これもHINOYAじゃないですか。なんだかちょっとガッカリ。


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このままではNYの印象は悪くなるので、ここでMacy'sで印象回復を狙う。SOHOからTAXIを飛ばす。まあでも普通の高級デパートだよねえ。。。ちょっとつかれたので、店内のスタバでいつもようにソイラテを注文。が、これが甘い、劇甘い、もう最低に甘い。半分飲んだところで胃もたれして死にそうになる。日本のソイラテはあんまり甘くないよね。。。そもそもスタバのメニューが微妙に違って、冷たいコーヒー系のメニューが少ない。そして甘い。TAZO Green teaも甘かった。結局買い物しないで即退散。


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どうも買い物がうまくいかないので、ここはかねてから期待のB&Hへ足を伸ばすことに。といってもMacy'sから徒歩圏内。B&Hの店の前で例のロゴを確かめる。う〜ん、コレだよね。と眺めていると、周囲には同じ匂いの人種がワサワサと店内に吸い込まれていく。あれ?今日は平日で、昼間だよね。店内もお客さんが多い。外から見るより店内が広い。展示品も豊富だし、店員もいっぱいいる。そして皆詳しそう。予想だけど、ヨドバシカメラをだいぶ研究したんじゃないかな。ヨドバシ新宿カメラ館と雰囲気がすごく似ている。在庫に関してもプロ用とアマ用が一緒に展示されているのがスゴイ。大型ビデオスタビライザなんて誰得なんだよ。私はウキウキでしたけど。早速お目当てのNew Nexus 7の在庫を聞くと、なんと8月発売とな。米国内ではデリバリーが開始されているんじゃなかったのか。ちょいと残念。NY最終日にもう一度来てみよう。カメラ系の在庫も豊富。店員もめちゃ詳しい。でもRX1Rは展示してなかった。日本国内限定なのか。そして、なぜか店員の3/4はユダヤ教徒でした。なにか方針があるのかも。



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ソイラテの胃もたれが少し残っていたので、夕食は軽めに一風堂のラーメンにする。Midtown Westにある店はすごくおしゃれ系。一応普通のメニューもあるけど、Wine List、アペリティフも用意されている。店員は基本日本語で対応している。決まりきった日本語の発音は非常に上手い。よく練習したもんだ。アジア系の客も多めで1/3ぐらい。日本人の店員さんが対応してくれた。たぶん、フロアマネージャだろう。白丸を2つ、ネギ追加でお願いする。辛子高菜も有料なんだけど追加。明太子ご飯は胃もたれしているの見送り。味は日本とほぼ同じ。これはスゴイことだ。唯一チャーシューが少しパサパサかも。米国料理は肉も魚もパサパサが多い。このへんが限界なのか。フロアマネージャ風の人と少しお話する。地下の工場で全て作っているらしく、材料の確保が一番大変とか。確かに美味しいので、近々もう一度来てみようと思う。ちなにみ値段は日本の倍。致し方なし。


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