文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

革カバンとの格闘は未だ終わりが見えず

革カバンを時間を見つけてコツコツを作っている。思ったよりも時間がかかっているのは、手抜きせずに時間をかけているから。まあ、当たり前だわな。ポケットが多いので、その分だけ部品も多い。粗断ちしてから床面処理する。それら一つ一つを切り出して、ヘリ落としして、ヤスリで磨いて、耐水ペーパーで磨いて、コバ処理しているからなんだな。それから接着剤を付ける場所を荒らして、接着剤を塗って乾かしてから貼付けて、ローラーで圧着してから、クランプで挟んで一晩置いて。ディバイダで縫い線を付けて、菱目打ちで縫い穴を開けて、そこから手縫いで縫い上げる。まあ、こんなことをしているんだから、時間がかかるのは当たり前。表面のポケットが4個、側面が4個、裏面に1個、内側に3個、ペン差しに、キーリングも当然付けた。表面のポケットの再度はファスナーを付けて、大きく開く。そこにハクバのクッションボックスを横に入れて、カメラが出し入れできるようにした。上のフラップを開けると、そこにも同じクッションボックスが入るので、レンズが多くなっても対応できる。良好時はクッションボックを一つ外して、旅行グッズを入れれば良い。側面のポケットはジャンパーホックで取り外し可能になっている。時間があればペットボトルケースと、折りたたみ傘、小型三脚固定ベルトも作りたい。

こんなことやっていたら、旅行までに仕上がらないなあ。素直に土屋鞄の革リュックを買うべきだったかもね。