文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

台北旅行記 一日目

今日からワイフと台北へ。娘さんに見送られて9時前に自宅を出て、成田エクスプレスで成田空港へ。最近は羽田から台北の松山空港へ飛ぶ便もあるのだが、成田〜桃園の便が安いのだ。節電の影響でNEXも減便になっているので、フライトに調度良い時間の電車が無い。成田に着いてもチェックインさえ始まっていない。


チェックイン開始と同時に手続きを済ませて、早々に出国手続きも完了。免税店など見ながら時間つぶしをしていたら、耳栓を忘れたことに気がついて、自分用に買う。気圧の変化に弱いんだよな。耳が痛くなってしまう。ワイフは全く影響無しとのこと。


台北までの飛行機は少し小さめで、窓側は二席しかない。ワイフと二人なので気楽なもんだ。台北までは3時間と少し。機内で映画を見るなら早めに見始めないと、スタッフロールの前に到着してしまう。この短い時間でも機内食は出るので、今日は二回目の昼食を頂いた。


明るいうちに桃園国際空港に到着。入国手続きを済ませて、スーツケースをピックアップ。到着ロビーに出たところで、幾つか用を済ます。まずは両替。二人で五日間過ごす予算を持ってきたが、半分だけ台湾ドルに両替。それからツーリストインフォメーションに行って、台北市内の無料無線LANについて問い合わせ。すると「ここは台北市じゃないので、詳しいことは分からないけど、たぶん、台湾の携帯の電話番号が必要なんじゃないかな?」「詳しくは台北市内のツーリストインフォで聞いてください」とのこと。うむむ。Webには「旅行者はツーリストインフォで相談」と書かれているので、携帯番号が無くても大丈夫なはずなんだがな。


バスターミナルで台北行きのバスを探す。バス会社の人に色々と聞いたが、よく分からず、結局、その辺の人に教えてもらって、バスのチケットを購入。バス乗り場に移動して10分どほでバスが来た。なんと、バス全面がAKB48のラッピングバス。浸透しているんだな。運転手にスーツケースを積み込んでもらって、バゲッジタグをもらう。ここからバスに1時間ほど揺られると、日本で言うと東京駅に相当する台北車站に到着する。


宿泊先は「台北凱撒大飯店 Caesar Park Taipei」。台北車站の地下街と直結しているので、便利なことこの上なし。ただ、この地下街がちょっと分かりにくくて、少し迷ったが、なんとかホテルに到着。チェックインしようとすると、部屋がダブルになっている。予約はツインでしたはずなので、確認してもらうと、ホテル側のミスらしい。同じグレードのツインは満室なので、一つグレードが上のツインの部屋を使わせてもらうことになった。ラッキーといえばラッキー。ちなみに、このホテルのフロントは日本語OKなので気楽だ。


部屋に入って一休みしてから、晩ご飯に出かける。まずは、地下鉄(MRT)の台北車站へ。日本のSUICAに相当する「悠遊卡」、たぶん発音はヨーヨーカー、英語名"Easy Card"を購入。MRT、バス、コンビニで使えるので、NTD500分追加チャージしておいた。台北車站(Taipei Main Station)から淡水線に乗り、劍潭站(Jantan Station)で降りると、目の前に士林夜市が広がる。今回の旅行の目的の一つが、夜市で食べることなのだ。

Shin-Lin Night Market #1

まずは、巨大なフライドチキンを食べるため、大行列の最後尾に並ぶ。すると、自分の前にいた中学生ぐらいの女の子からコンビニ袋の束を渡された。これは何???見ると、行列の人達はそのコンビニ袋を一枚ずつ持っている。とにかく一人一枚袋を持てば良さそうなので、自分の分をとって、後ろに来た人に袋の束を渡す。状況を説明したけど、分からなそうだったな。日本語で説明したからな。行列の進み具合は早くて、5分もしないでフライドチキンにありついた。揚げたてをコンビニ袋に入れてくれるので、お客さんは袋を開いて待つ、というシステムらしい。早速頂く。これは美味い。美味いよね。ワイフと半分ずつ頂いた。

Shin-Lin Night Market #2


食べ終わった後で、台湾名物の臭豆腐を買ってみた。噂に違わずすごいニオイ。これは強烈だな。NTD35で揚げたての臭豆腐を買う。店のおばちゃんが「辛いの好き?」と日本語で聞いてくるので「少しね」と答えると、豆板醤みたいなものを端っこに入れてくれた。ワイフは強烈なニオイに圧倒されたようだ。ニオイに負けず、恐る恐るだが食べてみた。あ、食べると普通というか、結構美味しい。でも、ニオイがスゴイ。ワイフも一切れ食べたが、あと半年は食べたくない、と言っていた。自分はといえば、残りを完食。豆板醤をつけるとニオイが減るような気がするが、やっぱり、気のせいで、ニオイは強烈なまま。しかも、食べた人の体臭が臭豆腐に近くなる。実際、ホテルに戻って、バスルームに入ると、臭豆腐のニオイする、しかも、自分の体から。。。


Shin-Lin Night Market #3


臭豆腐の後にも、フルーツやら、愛玉檸檬、魯肉飯などなど食べたのだが、味はあんまり覚えていない。フライドチキンと臭豆腐の印象が強烈すぎた。台湾の人は臭豆腐をご家庭で食べるのだろうか。日本でいうところの納豆みたいなものかもしれない。