文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

地震

昨日は午前中は横浜某所で打合せ。午後は仕事場に戻ってServer移設作業。作業が終わって、同僚U君と台車を戻すため、貨物用エレベータに乗っていたら、エレベータがいつもより揺れる。なんだか横揺れするな?と思っていたら、エレベータの照明が消えて、ドアが開いた。

「U君、この階だっけ?ちがうんじゃない?」
「え〜、何だか、地震みたいですよ?出ましょうかね?」

と、呑気に台車を押しながらエレベータを降りたら、確かに揺れているね、地震だなあ〜、とか思っていたら、揺れが収まるどころか、どんどん揺れが大きくなっていく。あれ?これはマズイんじゃないの?


更に揺れが強くなる中で、エレベータホールから廊下に出る。その辺に吊るしてあった、来客用の防災ヘルメットを二つ確保して、U君と被る。


「わ〜すごい揺れてます〜」とか、U君が窓から外をながめているので、「U君、窓ガラス危ないからっ!」「え〜、あ、そうですねえ」と、スロウなリアクションが場違いなほど、ガンガンに揺れまくっている。この建物、持つのかな?こういう時には机の下に入るんだけど、廊下だから机が無いよね?あ〜、立っているのが辛くなってきた。。。


なんとか揺れが収まったので、階段を上がって居室に戻ると、騒然とした雰囲気。本棚から本が落ちていたり、ゴミ箱が倒れていたり、サーバーラックのドアが空いていたりと、揺れが大きかったことがわかる。居室メンバーでまとまって屋外へ避難。


ケータイにワイフからメール。大丈夫とのことで一安心。TDLに遠足に行っている娘にメールするも返信が無く少し心配。学校の先生が一緒なので大丈夫だろう。DocomoとSBは通話は繋がらない。仕事用の内線は繋がったので、横浜の同僚に状況を聞く。こっちほど揺れなかった様子。やっぱり仕事場は地盤が弱いんだろうか。


程なく居室に戻ると、同僚Y氏がクルマで帰宅するというので、便乗させてもらう。なんとなく、帰宅できない人たちの白い目線が気になるけど、この状況では気にしていられない。同僚3名と共に早々に退社させて頂いた。帰路は長いので、道路状況が不安ではあるけれど、幹線道路と裏道を使い分けながら進む。しかし、思ったよりも、交通規制は無く、渋滞も無い。皆は様子見で、まだ動き出してないのかも。海沿いのR134もラジオでは通行止めとの情報だが、実際には通行可能だったりする。


ただ、停電のためか、所々信号が動いてない。新しく出来た橋の路面がいつもより波打っているような気もする。余震も収まっていないみたいだし。藤沢を避けて大船に入った辺りから、渋滞が激しくなる。原因は信号が動いていないためらしい。少しずつ警察官が交通整理を始めてくれたので、なんとか動き出した。停電している地域が散在している様子。途中で同僚を下ろしながら、結局自宅まで送って頂いて、夕方過ぎに帰宅できた。Y氏に感謝です。助かった。