文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

香港旅行三日目

通勤ラッシュの地下鉄に乗り香港島へ。アジア旅行のバイブル、沢木耕太郎深夜特急にも登場する飲茶の老舗「陸羽茶室」へ。



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ドアマン入り口にドアマンがいる立派な店なんだが、中は意外と普通の店だったりする。値段は飲茶にしては高いらしい。店員は広東語のみらしいので、身振り手振りでセイロを開けてもらい、中を見せてもらってから注文。昨日食べた桃季の飲茶は上品だったが、こちらは、良い意味で普通に美味しい。予想以上に沢山食べてしまった。


Through windows


店を出たらスコールが直撃。傘を持っていなかったので、セブンイレブンで折りたたみ傘を買う。傘にセブンのマークが入っているのが楽しいなあ、とか思っていたら、店名や企業名が入った傘を使っている人が多いことに気づく。極めつけはオレンジ、白、緑の布を使い分けたハデなセブンの傘。ちょっと欲しかったけど、売っていなかった。


中環から全長800mのエスカレータで香港島を上りつつ観光。結志街のマーケットをブラブラしてみる。肉や魚のぶつ切りが冷蔵もされずに店頭で売られているが、痛まないんだろうかね。それとも新鮮なのか。肉は牛豚鶏に馬もあるようで、馬の尾骶がしっぽ付きでつるされていた。


Meet Market


マーケットを一回りして、再びエスカレータで登っていく。SOHOでガラクタを少し見てから、エスカレータの終点まで行って、そこから二階建てバスで中環へ戻り、Landmarkのカフェで昼食。実はこのカフェの昼食が旅行中で一番高価で、何故か一人HK$400もかかってしまった。


ワイフと両親はホテルへ戻り、娘と自分でPottinger Streetのガタガタの石畳を登ることに。通りの両側は雑貨を売る屋台が並び、ちょっとしたお祭り気分。


Smiling ?


通りの先にある亀ゼリーの店で亀ゼリーとサトウキビのジュースで一休み。亀ゼリーは濃い杜仲茶に苦味を加えたような味で、正直美味しくは無いが、そこへ甘いシロップを大量にかけて頂くので美味。亀ゼリーよりも甘いシロップのカロリーの方がパワーの源泉のような気もしてくる。


SOHOを経由して文武廊を見学。巨大な蚊取り線香のような渦巻型線香が沢山吊るされていて圧巻。そこを出たところで再びスコール。とても傘をさせる状態でないので、近所の骨董品屋の軒先で雨宿りさせて頂く。この辺ではそれが当たり前なのか、多くの人が雨宿りしていた。スコールは話に聞くとおり15分ほどで止んだ。そこからキャットストリートで雑貨を漁る。仏像などを扱う店でガネーシャの像を見つける。よくチャイハネで6千円ぐらいで売っているような像だ。値段を尋ねるとHK$300というので、値下げ交渉してHK$200で購入。神様を値切って罰当たりのような気もするが、雨ざらしに近い状態なので、神様を救ってあげたと思いたい。


I like a rainy day


その後、ホテルに戻って皆で夕食を頂く。近所のロイヤルガーデンホテル地下の帝苑軒にて高級広東料理を頂く。今回食べた中華料理の中では一番美味しかった。特に伊勢エビの焼きそばは最高に美味しい。