文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

iPadはビッグウェーブ(笑)かもね

先ほどは無線LAN設定メモで終わってしまった。なので、改めてiPadを使ってみた感想などを。


まずは家族の反応がスゴい。実母、実父、ワイフ、娘と全員が「触らせて!」と突進してくる。皆口を揃えて「私も欲しい!」言う。両親は意外と新し物好きだが、かなり保守的なワイフも欲しがる。iPadって何なんだろう?この辺の雰囲気をappleは良く分って製品化したんならば、それは素晴らしいことだよね。


iPadをしばらく使ってから、MacBookを使うと、なんとも言えない違和感を感じるようになった。情報が自分から遠いというか、一枚皮をかぶっているというか、直接触れていないような感じと言いますか。言い換えるとiPadの魅力は画面だけを自分の近くに持って来れること、かもしれない。だったらiPadでないSlate PCでも良いのでは?多分、その通りだと思う。


もう一つは、画面に触って操作する感覚。これはiPhone普及してから分っていたことだけど、画面が大きくなって指が触れる量が増えると、なんだか情報に触れる量が増えたような気分になってくる。多分、錯覚なんだけど、これがとても良い気分。良い気分で情報を操作している、そんな感じ。特にnikkan sportsのアプリ(無料!)で、ニュース写真が散在していて、「写真をかき分けて」気になる写真をクリックすると記事が表示される、その「かき分ける」操作がとても楽しいというか、情報に触れているような感じなんだな。これもUIがスムーズならばSlate PCでも出来そう。


最後は画面の大きさ。この画面の大きさは丁度良いとは思わない。もう少し大きい方が良いと思う。でも、現状だとこれしかないからね。iPadは大きなiPod Touchだと言った人いたが、まさにその通りで、その「大きな」という点が魅力なんだな。電子書籍を見るには、これくらい大きな画面が欲しい。自分でスキャンしたマンガの単行本を入れて読んでみたが、特に課題もなく、普通に読めそうな雰囲気。ただ、一冊通して最後までiPadで読むかどうかは微妙。そのうち試してみたい。


産經新聞アプリ(無料!)とか、TV番組表アプリなんかは、もう少し大きな画面の方が魅力が激増すると思う。画面サイズが倍になったら、もう全然別次元の魅力になると思う。地図アプリもそうかも。


今のiPadの画面の大きさにも関わらず、実母は「新聞やめてiPad産經新聞で十分」と言っている。理由を聞いたら、購読金額1年分でiPadが買えてしまうのと、文字を大きくして読めるからだと。老眼が進んで、新聞が読みにくいので、この産經新聞アプリは読みやすいらしい。それと、多分、新聞の紙面になっていることが大事なんだろう。nikkan sportsアプリには興味なさそうだった。oz magazineは紙面構成そのままにアプリ化している。手抜きの結果なのか、考え抜いた結果なのかは分らないが、紙面構成そのままが意外と良いのかもしれない。画面が大きくなれば、絶対に紙面構成そのままが良いだろうな。


我が家のiPadは「情報閲覧端末」としてすっかり定着しそう。ただiPhone OSは複数人での利用を想定していないので、メールやtwitterのアカウントが切り替えられないのが痛い。画面が大きくなったら、複数人で一つの端末になるだろうから、その頃にはアカウント機能必須になるんだろうな。