文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

和服を手に入れた

先日から和服に興味津々。亡き義父からもらった和服はすぐに見つかった。ウールのアンサンブル、と呼ばれる種類の和服で、寒い時期に着るやつみたい。しつけ糸も外してない。新品かも。虫も食ってないし。下駄は新品が出てきた。結婚したときに頂いたんだな。すっかり忘れていた。


この時期にウールは着られない。実家に相談してみたら、なんと、紋付羽織袴が出てきた。「誰の?」と尋ねたら「アンタのよ!」。あれ?


もともとは亡き祖父の持ち物。祖父は自分が三歳の頃に亡くなったので、記憶は無いが、相当の洒落者、道楽者、凝り性、美食家、自分勝手だったらしい。戦時中でも自分だけ白米を食べ、粋な着物で美味しいものを食べ歩いて意らしい。。。その血を引いているのかもね。


で、その祖父の遺品を10数年前に整理したときに、紋付羽織袴が出てきて、それを私が「欲しい!もらった!」と言っていたらしい。そういえば、そんなことを言ったかも。


引っ張り出して、適当に着てみると、着物は少し丈が短い。袴は良い感じ。ラベルは松屋呉服部とある。しかも右から左へ文字が並んでいる。相当古いものだが、痛みは少ない。良いものなんだろう。


その他、兵児帯が2本と、白系と紺系の浴衣が出てきた。白系のゆかたは相当良いものらしい。私には分からないが。少々しみがあるので、まとめてクリーニングが必要だろう。


足りないものを少しずつ、そろえれば良いか。中古呉服店もあるし。

和服を買う/男のきもの専門店