文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

ミニの店へ

ROVER MINI COOPER 1.3iを手放して9年。イコール、プリウス号に乗って9年。ずいぶんと長いことMINIに乗っていないし、ずいぶんと長いことプリウス号に乗っていることになる。プリウス号は来月車検を迎える。この車検は通すつもり。他に欲しいクルマは見当たらないしね。正確には「現実的に考えると、他に欲しいクルマは見当たらない」しね。そりゃ、ポルシェやロータスとか欲しいけど、現実的ではない。


ただ、9年前に手放したMINIのことは今でも時々思い出す。92年に買って7年間乗っていた。結婚したときに、MINIに家財道具を詰め込んで、何度も新居まで往復したこと、狭い車内に大きなチャイルドシートとA型ベビーカー、紙おむつの大型パック数個を詰め込んで普通に買い物していたこと、夜中に狭い道でシルビアを追い回したりとか(スミマセン)。


昨夜、ふとMINIをググってみたら、中古車検索サイトにぶつかって、そこから辿ると、自宅近所にMINIの店があることがわかった。そういえば、数年前からあったかも。再びMINIに乗るのも悪くないかも。うむむ。良いかも。。。


ということで、今日になってそのMINIの店に行ってみた。愛想のいい店長が現れて、色々と話を聞かせてくれた。既に10年近く店を出していたこと(気付かなかった)。MINIは2000年ぐらいまで新車があったこと。中古の流通量はまだまだ多いこと等等。価格は年式、走行距離、程度にもよるが、上程度で50万円ぐらいから。ただ、走行距離は5万キロ以上のものが多いらしい。なので、内装もそんなにキレイではない。


水色のソリッドカラーで入ったばかりの中古車を見せていただいた。まだ掃除も何もしていないので、内装は確かに汚い。新車当時は美しい水色の革シートだったはずが、タバコのヤニか何かで茶色く汚れている。走行距離も8万行っているそうな。ただしエンジンは快調。これをベースにカスタムするのも良いかも。。。なんて、悪魔がささやき始めた。内装やりなおして、足回りを入れ替えて、マフラー交換して、エンジン強化。。。60万円コースか。車両とあわせて120万円だな。。。なんだ!新車の国産と同じじゃないか!なら良いか!(普通はここで新車の国産を選ぶ)


この店に長居すると、その場で買ってしまいそうなので、ボチボチお暇する。このまま帰宅するのもなんなので、昔お世話になった鎌倉の有名なMINI屋に行ってみることにする。その店に行く裏道があったはずだが、未だ覚えているかな。。。と心配だったが、結構覚えていた。鎌倉は変化が少ないからか。ほぼ10年ぶりに店に入る。店の雰囲気は当時のままだなあ。だが店長が老けていたことに驚く。そうだよな。自分も老けたのだから。店長は自分のことを覚えていてくれて、店の奥でアイスコーヒーを出してくれた。またMINIに乗ろうかと考え中だと話すと、高年式で程度が良いものは150万ぐらいだと。先ほどの店より100万高い。が、この店は高いなりに良いモノを売るので、それほど驚くような価格ではない。オーバーホール済みだとこのぐらいなんだろうな。先ほどの店でもエンジン下ろして、オーバーホールすれば、この値段になるだろうから。近々BSCCモデルを手放す人がいるらしいので、その辺が狙い目だと教えてくれた。うっ、それ、欲しいです。。。でも、まだ買うと決めた訳じゃないし、最近バイク買ったばかりだし。。。


結構長い時間、店の奥で話をしてしまった。これ以上いると契約してしまいそうなので、お暇する。帰り際に雑誌MINI FREAKのバックナンバーを一冊くれた。こういう本を読んでしまうと危ないんだよ。良くわかっていらっしゃる。