文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

教習所二日目

昨日は朝一番で教習所へ。今日から技能が始まる。少し早めに教習所に行き、受付で技能の受け方を再確認。教習原簿を受け取り、配車カウンターてバイクの手配を済ます。二輪専用の控え室に入り、しばしの間ぼ〜っとする。


他の教習生の方が来たのでご挨拶して、色々と質問させて頂く。プロテクターは控え室にあるものを着けた方がいいらしい。かかととヒザだけ着けるらしいが、今のところ必須ではないらしい。上半身は無し。プロテクターは年期の入ったものばかり。特にヒザ用。どうしてヒザ用プロテクターにキズがつくのかは、後ほど身を持って知ることになる。


プロテクターを着けていると、若い女性が控え室に現れた。白いシャツにゴツいバイカーパンツ+ゴツいブーツ。シャープな顔立ちにブラウンのショートカット。いかにもな雰囲気をプンプンさせたバイクねーちゃんだ。20年前の自分ならば瞬殺されて恋に落ちただろうが、経験値を積んだ今の自分にはスライムベス程度の敵キャラだぜ!全く動じないぜ!と、楽観視していたが、敵は予想もしなかった攻撃に。


「バイクねーちゃんはストレッチ体操を始めた。ydfは128のダメージ」

「ydfはプロテクターをつけている」

「バイクねーちゃんはストレッチ体操をしている。しかもへそが丸出しだ。ydfは512のダメージ」

「ydfは逃げ出した。しかしバイクねーちゃんは出口付近で体操している。ydfは逃げられない。」

「バイクねーちゃんはストレッチ体操をしている。しかも背中が丸出しだ。ydfは512のダメージ」

「ydfは防御している。」


「バイクねーちゃんは去っていった。ydfは助かった。」


ということで、教習所には未知の強力なモンスターがゴロゴロしていることが分かった。恐るべし教習所。


肝心の技能は乗車前点検、取り回しと引き起こし。特に半クラッチの説明もなく、後はひたすら一周走って止まるをグルグル繰り返して終了。


最後にバイクから降りるときに、立ちゴケしてヒザをぶつけた。プロテクターのキズはこうして増えていくんだな。


技能教習で汗だくでヘロヘロで、足が上がらす、バイクに引っかかって立ちゴケしたのは内緒だ。


そして、翌朝はお約束の筋肉痛。若さが欲しい、と心から思った。