真心の桜井君のポジションは、ウォルター・ベッカーみたいなもの

真心ブラザーズは結構好きだったりする。中でも桜井君の歌声が大好きなのだ。それはそれは素晴らしいシティ・ポップスなのだ。倉持君(YO-KING)の歌の方がシングルになり、有名でヒットもしている。桜井君の歌はなんとなくB面扱いのような気がする。桜井君のポジションは、例えるならば、WHAM!でいえばジョージ・マイケルじゃない人。ホール&オーツで言えばダリル・ホールじゃない人。スタカンでいえばポール・ウェラーじゃない人。スティーリー・ダンでいえばドナルド・フェイゲンじゃない人。

WHAM!ホール&オーツは分からないが、スタカンのポール・ウェラーじゃない人=ミック・タルボットスティーリー・ダンドナルド・フェイゲンでない人=ウォルター・ベッカー、この二人の才能は素晴らしい。共に数少ないソロ作品を残しているが、どれも素晴らしい。

スタカンの歌声は確かにポール・ウェラーの魅力だが、スタカンのSOULFULなサウンドはミック・タルボットの才能によるものだ。それは小山田君監修のアルバム"Jazz Jersey"収録の"SOUL KITCHEN"で聴くことが出来る。

JAZZ JERSEY

JAZZ JERSEY

ウォルター・ベッカーはソロアルバム"11 Tracks of Whack"を作っている。これを聴くとスティーリー・ダンのサウンドの中心はドナルド・フェイゲンではなく、ウォルター・ベッカーだと思えてくる。ドナルド・フェイゲンのソロ作品は意外とネイティブなブルースを踏襲しているように感じる。本人もブルース大好きって名言しているし(ビデオ作品、Ajaセッションだったっけ?)。なのでスティーリー・ダンのシティ・ポップスっぽい雰囲気は、ウォルター・ベッカーのセンスに依るところがおおきんじゃないかな。

11 Tracks of Whack

11 Tracks of Whack

で、その桜井君の数少ないソロアルバム"INTERIOR"を入手した。これが良いのよ。シティ・ポップスが好きな方には是非オススメしたい一枚だ。

INTERIOR

INTERIOR