文書生活 : TEXT LIFE

文書のある生活

祝!本田猿納車!

(この日記は01/08に書いている)

昨日の大雨も上がって良い天気。でも風は冷たい。上野で買ったヘルメットとグローブを抱えて某バイク屋Dへ急ぐ。お店にはいると左手に「売約済み」の札が貼られたHonda Monkey 40周年記念モデルが一台鎮座している。オレ!オレのだよ!

納車の手続きと書類の説明を受ける。最近のバイクの知識は皆無なので、その他必要な物はあるか?と店員さんに尋ねると「カギは必要ですよ」とのこと。U字ロックは必須なので取りあえず買う。あとは「ブットイ鎖のカギも付ければベスト」とのこと。店員さん曰く「知り合いのモンキー乗りの女性はコレ使ってますよ」とお勧めしてくれたのがMR. LOCKMAN ML-400という超強力10mmチェーンとパッド型ロックの組み合わせたゴッツイもの。私「こんなゴツイのが必要になるんですか?」店員「モンキーは軽いので、盗まれる時は大人二人で持ち上げてトラックに乗せてしまうようですよ」「なのでこのくらいゴツイのでフレームとガードレールとを固定しないと無駄です」とのこと。なのでコイツも買うことにする。しかし、とにかく重い(帰宅して体重計で測ったら4kgあった)。カバンに入れるとカバンが壊れそうなので、たすきがけにして持ち運ぶことにする。首から提げたら『奴隷の鎖』みたいだよ。

買い物も済んだので、本田猿の説明をして頂く。説明するほどの装備は無くて3分で終わり。プリウス納車時に30分以上説明があったのと対照的。ガソリン給油警告ランプも無し。ランプはニュートラルと速度警告(30km/h以上で点滅)だけ。1000kmまでは慣らし運転が必要らしい。時間がかかりそうだ。

手続き、説明が全て終わってキーを受け取る。セルモーターも当然無いのでキックでエンジン始動。意外とエンジン音は静か。ギア付きバイクに乗るのは実に20年ぶり。クラッチを切ってニュートラルに入れて、アクセル少し開いてクラッチをゆっくりつなぐ。。。お約束のエンスト。再びキックからやり直す。今度はOK。恐る恐るのスタートだ。ぎこちなくシフトアップしていくと、バイクで風を受けて走る快感を思い出した。バイクの振動は心地よいねえ。

とりあえず一度自宅に戻り、自宅近くの空き地でスタートを軽く練習。コツを思い出したところで、防寒装備を調えて江ノ島に向けてスタート。新しい乗り物を手に入れたら、まず江ノ島往復することにしているのだ。南に向けて裏道をつないで走る。こいつは良いねえ。ただ恐ろしくスピードが出ないことが分かった。そもそもメーターに60km/hまでしか書かれていない。慣らし運転中というもあるが、40km/h巡航くらいが安定圏かもしれない。こりゃ普通のスクーターより遅い。確実にロードレーサーより遅いぞ。慣らし運転が終わったら、少しキビキビ走らせないと他の車に迷惑かも。

強風の中、江ノ島到着。江ノ島大橋は時折波のしぶきが上がるようで、少々しぶきを浴びてしまった。錆が出なければよいが。防波堤の方まで走らせて本田猿を止める。念のため『奴隷の鎖』でポールに固定しておく。カメラはLEICAは持ってこなかったが、GR10を持ってきたので、強風の中ポチポチと撮影。フィルムはSuper PRESTO 1600を詰めてある。何か写っていれば良いのだが。強風と寒さに耐えられず撮影切り上げて帰路に就く。バイクとカメラの組み合わせは、なかなか面白いかもしれない。撮影範囲を広げられるかも。