徒然

中井拓志のアリスの世界観について考える。自分が存在する世界を理解するということは、自分の中に世界を再構築することなのだ、と改めて思う。その人の世界は他の人と違うのだろう。もっとも比較する方法はない、客観的には。自分と同じ、似ている世界を持っていると思える人とは気が合うと思えるのだろう。多分に思い込みと錯覚がありそうだが。その人の世界を観察する現実的方法は、その人の言葉、その人の選んだ服やモノから想像するしかない。その人の活動を観察するして類推するしかない。何とも間接的で頼りない方法ではないだろうか。もっと直接的な方法はないだろうか。脳髄に直接手を触れるような、ダイレクトな実感を伴って、世界を理解する方法はないだろうか?言い換えれば、そういう世界の表現方法。芸術と呼ぶのだろうか。その人の世界を表現しようとしている作品は、確かにある。成功か失敗かは、作者にしか分からないが。そう考えると、作ることと他の人に理解してもらうことには、大きな隔たりがありそうだ。この文書も私の世界の一部を表現したものといえる。これを読んで、誰かが何かを理解したりするのだろうか。